愛犬と湖畔の城下町を堪能『レジーナリゾートびわ湖長浜』

2018年6月、愛犬同伴型高級リゾートホテル『レジーナリゾートびわ湖長浜』がオープンしました。場所は滋賀県長浜市。全15室、すべての客室からびわ湖の絶景が望めるリゾートホテルです。

国内7つ目、西日本エリアでは初進出となる『レジーナリゾートびわ湖長浜』は、「部屋食」「温泉」「大浴場」がひとつの施設内で堪能することができるホテルで、館内には動物の専門教育を受けたスタッフが常駐。愛犬たちとのかけがえのない時間を、より快適に過ごせる設備が充実しているのが特徴です。

ホテルに到着してまず目についたのが「ドッグラン」。約100平方メートルの広さに、ひのきのウッドチップが敷き詰められており、ふかふかした感触。足洗い場に水道も設置されています。(一階の客室にはウッドチップを敷いた専用庭が付いています)
ドッグランが苦手な子やゆっくりお散歩をしたい派には、ホテルの周りのコースがおすすめです。日本最大の湖・びわ湖周辺には、自然に育まれた美しい景色や歴史の重みが残る町並みが広がっており、歩いて行ける距離に長浜城歴史博物館、豊公園、日本最古の駅舎・長浜鉄道スクエアや、わんちゃんが同伴できるカフェにギャラリーも多く点在しています。ホテルにあるドッグカートを利用すれば、少々の遠出も安心です。
ホテル入り口にも足洗い場があるので、お部屋に入る前に綺麗さっぱり!
気になるお部屋は、落ち着いた色調のインテリアに、居心地の良さを重視した機能的な間取り。わんちゃんと暮らしている飼い主さんにとってこの上ないグッズ・設備も勢揃いしています。クレート(ゲージ)マットレス、食器、おやつ、ウェットテッシュ、消臭除菌防虫スプレー、粘着ローラー、足拭きフォーム・タオル、犬用バスタオル、トイレ、トイレシート、散歩用エチケット袋……と、あげればきりがないほど。

手作り食のための2ドア冷凍冷蔵庫や電子レンジに、臭いを防ぐ空気清浄機やアロマディフューザーもあります。床は、わんちゃんが滑らないように考えられた、スウェーデン製の特殊な床材を用いており、遮音性もあるので、お部屋の中で走り回っても大丈夫。飛出し防止ゲートや、リードフック、穏やかな開閉のドアなど、安心してくつろげるように細部までこだわりがつまっています。
世界の一流ホテルで採用されている全米ホテルシェアNo.1ブランド「サータ」のベッド
滑らない床材のおかげで安心、快適
さらにこのホテルのもうひとつの特徴が、明治創業の老舗料亭旅館『浜湖月(はまこげつ)』と隣接・提携しているところ。滋賀(近江)の食材や旬の素材を用いた京風会席料理を、お部屋で味わうことができるのです。

前菜から始まり、お造り、焼物では長浜名物の焼き鯖素麺。しゃぶしゃぶ小鍋に揚げ物、酢の物。お食事は近江米釜飯と赤出汁。水菓子、季節のデザートでしめ。日本の食文化の伝統を受け継いだ、季節を感じられるお料理に時間を忘れて舌鼓。部屋食なのでわんちゃんと離れる心配もなく、ゆっくりとおいしい食事を満喫できます。
客室専用温泉

長浜へ来たならば長浜温泉にも入りたいもの。客室専用温泉も良いですが、渡り廊下を隔てて『浜湖月』の露天風呂付大浴場(源泉名:長浜温泉)も利用することができるので、こちらもぜひ(浜湖月館内は愛犬同伴不可)。至福の時間を過ごせます。ちなみに、女性にうれしいアメニティも充実しており、保湿力の高い「ミキモト」オリジナル化粧品や、ゆかたや甚平、くつ下まで用意されていました。
翌日はロビーでお土産を購入したり、びわ湖周辺のお散歩、ノスタルジックでモダンな長浜をさらに深堀りなんていうのもいいでしょう。

『レジーナリゾートびわ湖長浜』へ車で行く場合、東京からは約6時間~、吹田ICから約2時間~ですが、電車だと東京駅から約2時間半~、新大阪からは約1時間~とお手軽です。

湖畔の城下町で、愛犬との楽しい旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
お菓子などのお土産の他にわんちゃんグッズも充実

長浜城歴史博物館
レジーナリゾートびわ湖長浜
滋賀県長浜市公園町4-22
TEL:0749-63-1011(代表)【受付時間】10:00~17:00
https://www.regina-resorts.com/nagahama/

Photograph: Yuko Nojima, Regina Resort / Edit & Text: Tomoko Komiyama