もふ猫だらけの『癒しの塗り絵 ねこマンダラ』

『癒しの塗り絵 ねこマンダラ』がWAVE出版より発売。

著者は猫作家の梶原美穂さん。10年かけてコツコツと描いていた猫だらけの曼荼羅を、塗り絵として集約したのがこの一冊です。ご自身も大の猫好きで『ねこマンダラ』の中にも愛猫たちがいたり、色や形に、こうなったらいいなという願いを込めて描かれたそう。じゃれたり、香箱をつくったり、ごめん寝をしたりとマイペースでなまけた猫たちがたくさん登場しています。
サンスクリット語で円板、円輪の意味をもつ曼荼羅は、本尊を中心としてこれと関連のある諸尊や守護などを、方形や円形の区画の中に、定められた方式に従って整然と配置して描いた図です。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より抜粋)

本書の『ねこマンダラ』には、さまざまなポーズのゆる〜い猫たちがいるのですが、いちばん登場猫の多いものでなんと120匹! のびのびとした猫たちがいろいろな表情を見せてくれます。ちなみに本書内の梶原さんのメッセージによると、猫は霊性の高い動物、曼荼羅はエネルギー装置ともいわれているそうです。
構成は3つのカテゴリーに分かれています。「怠猫曼荼羅(なまけにゃんだら)」からはじまり、世界中の猫が登場する「世界猫曼荼羅(せかいにゃんだら)」、各月にちなんだパワーストーンの解説+宝石をまとった猫の「誕生石猫曼荼羅(たんじょうせきにゃんだら)」とご利益がありそうなものまでラインナップ。塗り絵を楽しみながら、癒されたり、元気になれたりもしそうです。

猫の代表的な柄や、塗り方のヒントも掲載されているので、塗り絵をするのが久しぶりの人もご安心を。さらに“赤は情熱・行動・勇気”、“青は知性・鎮静・誠実”など、色についてのイメージやパワー、チャクラカラーについても解説されているので、テーマカラーを決めて塗り始めてもよし、まずは直感で塗ってみて、あとからその意味を調べてみるなんていう楽しみ方もできそうですね。
付録にはポストカードも付いています。

繊細なタッチで描かれた『ねこマンダラ』はサイズも大型で塗りごたえもたっぷり! 熱中しすぎて飼い猫さんにヤキモチやかれてしまうかも…!?
『癒しの塗り絵 ねこマンダラ』 梶原美穂・著
発行:WAVE出版
定価:1,400円+税
ISBN:978-4-87290-794-0
付録:ポストカード付き
※みんなの「ねこマンダラ塗り絵」コンテストも開催中 (2016年10月31日迄)
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著者プロフィール
梶原美穂(かじはら みほ)
印刷会社で制作ディレクターを経験後、フリーのイラストレーターに。1997年以降、主に猫作家として活動中。本書のもととなった「怠猫曼荼羅(にゃんだら)」はライフワークとしてコツコツと制作中。